納骨堂見学バスツアーに参加してきました。【後編】

2013/01/24

昨年の12月に参加した、納骨堂見学バスツアーのレポート後編です。

【3】伝燈院 麻布浄苑(でんとういん あざぶじょうえん)

港区元麻布という、都心の一等地に立つ、曹洞宗のお寺が経営主体の永代供養墓です。

室内納骨堂と、屋外納骨堂の2種類あって、大変な人気のようで、次々と新しい納骨スペースが新設されていました。

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最初案内していただいたのが、座禅堂。

毎朝6時より、ここで30分間の座禅が行われているそうです。
また、毎月第1土曜日には座禅勉強会が開催されて、誰でも参加自由とのこと。
開かれたお寺という感じがします。

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この日に見学した納骨堂の中では、一番立派でお金がかかっているなぁと思いました。
もちろん、宗旨宗派は不問で、50年間安置された後で、合祀供養塔に移されるそうです。

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屋内納骨堂。3タイプの大きさがあります。価格は以下のとおり

個人墓 永代供養料 75万円 管理費50年分 10万円 合計85万円
夫婦墓 永代供養料 120万円 管理費50年分 12万5000円 合計132万5000円
家族墓 永代供養料 150万円 管理費50年分 15万円 合計165万円

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一番大きい、家族墓タイプには、通常のサイズの骨壺が3つと小さい骨壺が複数収蔵できます。
麻布浄苑では、小さい観音像の台座に遺骨を分骨しています。

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こちらは、新しく新設された納骨堂。
これから扉がつくそうですが、内扉と外扉をつけて、お花などの供物を置けるようにするそうです。

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屋内の見学が終わり、次は屋外の納骨堂を見せて頂きました。

正面入り口の八角形の建物は、観音堂です。

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中に入ると、本尊の十一面観世音菩薩が安置してあり、それを取り囲むように、先ほどの分骨が入った小さい観音様がずらっと壁面に安置されています。

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本日最初に見学した瑠璃殿と似ていますが、なかなかの迫力です。

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モニターに写されているのは、本日の祥月命日を迎えた人々。

毎日お経をあげてご供養して下さるそうです。

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屋外納骨堂は、この観音堂の脇から、建物を取り囲むように並んでいました。

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室内納骨堂と同じように、3つのサイズがあります。

個人墓 永代供養料 100万円 管理費50年分 10万円 合計110万円
夫婦墓 永代供養料 160万円 管理費50年分 15万円 合計175万円
家族墓 永代供養料 360万円 管理費50年分 25万円 合計385万円

屋内納骨堂は、ロッカー棚のような感じでしたが、屋外は石を使っていて、「お墓」という感じがします。

なので、お値段も若干高め?
夫婦墓は、遺骨を縦に2つ収蔵するようになっていました。
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家族墓は、骨壺6つが入る大きなスペースになっています。

先祖代々のお墓として、2世帯、3世帯合同の墓地としても利用できるという説明でした。
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観音堂を背にした写真。六本木ヒルズがみえます。

都心の中で、いつでもお参りにいけるというのはよいですね。

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なお、麻布浄苑の合祀墓は、永代供養料25万円を納め、その後の管理費は必要ありません。

お墓の継承者がいない人の選択肢。

散骨だけではなく、このような様々な方法があります。

納骨堂や永代供養墓は、基本的にはお寺が主体となっていますが、宗旨宗派を問わないものがほとんどです。

これからも、積極的にいろいろなタイプの永代供養墓を紹介していきたいと思います。
もう少し暖かくなったら、樹木葬も見学に行きたいですね。

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