ハウスボートクラブと
SDGs

持続可能な開発目標
(SDGs)とは

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2016年から2030年までの国際目標のことを指します。
人間、地球、および繁栄のための行動計画として、17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

持続可能な開発目標(SDGs)とは
海の豊かさを守ろう

ハウスボートクラブの取り組み

ハウスボートクラブは、2007年の創業以来、葬送を通じて「海」との関わり合いを続けてきました。「海を守ろう」というSDGsの言葉をより身近に感じるべき事業者の責務として、事業を通じて海の大切さを伝えるとともに、課題解決に取り組んで参ります。

問題提起 -「散骨」はECO!? -

海洋散骨は、「自然葬」ともいわれ、さまざまな遺骨の処理方法の中でも、もっとも地球環境に負荷のかからない葬送と言えます。
わたしたち人類、そして生命の源は、海からはじまっており、自然から生まれた命は、最期は自然であり生命の源である海に還すという循環の考え方は、SDGsの掲げる「持続可能性」をもっとも体現する見送り方ではないでしょうか?

環境負荷項目 お墓 樹木葬 海洋散骨
造成工事・墓石の建立 -
運搬によるCo2排出
造骨の堆積による汚染 -
供養品による環境負荷

上記のように、従来のお墓や樹木葬と比較しても、海洋散骨は環境負荷の低い葬送であるといえます。
とは言え、散骨が環境にまったく影響を与えないかというとそうではなく、クリアすべきにもかかわらず見過ごされがちな問題があるのも事実です。
わたしたちハウスボートクラブは、これからも海洋散骨を通じた葬送の場を形作るとともに、故人とご遺族の安らぎの場でもある豊かな海を守る活動に取り組んでまいります。

重要課題 取り組み
1.遺骨に含まれる有害物質による海洋汚染 散骨前の有害物質の無害化
2.献花による海洋生物・漁業への悪影響 環境に配慮した「エコフラワー」の開発
3.漂着ゴミによる海洋汚染 ご遺族とともに行う定期護岸清掃活動
  • 取り組み①
    散骨前の有害化学物質の無害化

    遺骨に含まれる有害物質について

    火葬された遺骨には、自然界に存在しない、六価クロム化合物が含まれていることが確認されています。
    六価クロムは、強い毒性があるため、環境基準法などの法令で規制されている物質です。
    六価クロムは人体に微量に存在するクロム成分の他、火葬炉内のステンレス架台に含まれるクロム成分が火葬の高熱に曝されて発生するといわれています。

    海洋散骨は、墓地や霊園などの管理されてた区域の外に遺骨を撒くということから、海洋汚染の危険性を排除する必要があります。

    遺骨に含まれる成分の共同調査をおこないました

    わたしたちは、2021年から2022年にかけて、千葉県勝浦市の妙海寺と共同で、遺骨に含まれる六価クロム化合物の含有量と溶出量、ならびに二種類の六価クロム還元剤の効果について測定調査をおこないました。

    その結果、火葬してから時間の経っていない遺骨には、国の環境基準を超える六価クロムが含まれるものが一部検出されました(6検体中4検体)。一方、墓所に長く置かれた遺骨については、六価クロム含有量は事前予想より少ないことが判明しました(3検体中1検体に微量)。
    すべての遺骨に対し、二種類の六価クロム還元剤を噴霧したのちに調査したところ、調査検体すべてにおいて、基準を大幅に下回る含有量となり、そのまま海洋散骨をおこなっても問題のないレベルになったことが確認されました。

    以上の測定結果を踏まえ、本調査の監修をしていただきました、東京海洋大学海洋政策学科の客員研究員 山川紘先生より、「海洋葬の環境への影響について」という文章をご寄稿いただきました。

    「海洋葬の環境への影響について」
    東京大学海洋政策学科 客員研究員 
    山川 紘 先生

    READ MORE

  • 取り組み②
    環境に配慮した
    「エコフラワー」の開発

    100%水に溶ける献花で環境への負担をゼロに

    死者に花を手向けることは、ネアンデルタール人もおこなっていたと言われます。
    遺骨と一緒に海面に広がり流れていく色とりどりの花は美しく、海洋散骨を象徴する絵として思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
    海洋散骨で使用する献花は、できるだけ環境負荷を低くするため、花束を包む包装紙やリボン、分解されにくい茎や枝をはずし、すべて花びらの状態で海に手向けています。
    海に撒かれた花びらの多くは、海洋性バクテリアによって分解されていきますが、海流により、一部は漁網や海苔ひびに付着したり、護岸に漂着することも考えられます。

    ハウスボートクラブでは、より海の環境に配慮した、水溶性の紙で制作された「エコフラワー」商品を開発し、ご希望されるお客様に販売しております。
    エコフラワーは、ブーケ型とリース型があり、お客様のご希望にあわせてお選びいただいております。
    100%水に溶け、環境負荷のかからない成分を使用しているエコフラワーは、散骨セレモニーの際に海に浮かべると、しばらくその場に漂流し、やがてゆっくりと海水に溶けていきます。

  • 取り組み③
    ご遺族とともに行う
    定期護岸清掃活動

    故人の眠る海を綺麗に

    海洋散骨をおこなう方にとって、海は、お墓と同じだと考えることは自然なことかもしれません。
    ハウスボートクラブでは、散骨をおこなった方が、故人を偲ぶために再び海にお墓参りのようなカタチでお参りに行く「メモリアルクルーズ」を運航しているほか、「故人の眠る海を綺麗に!」という言葉を合言葉に、ご遺族と一緒に東京湾で護岸清掃活動をおこなっています。
    ※現在、新型コロナウィルスまん延の影響により、活動を停止しています。

お気軽にご相談ください (24時間受付)

MENU