納骨堂見学バスツアーに参加してきました。【前編】

2013/01/22

昨年の12月の出来事ですが、写真の整理が遅くなり、今頃ブログを更新します。

(株)コネクトさん主催の企画で、納骨堂見学バスツアーに参加してきました。
大型バスの免許を取得したという三国社長自ら運転するバスに乗り、都内3カ所の納骨堂を見学してきましたのでご報告です。

まず、前提知識として、、、納骨堂とは? 遺骨を納める屋内型の施設です。

継承者がいなくても購入できる、いわゆる永代供養墓の一種ですね。

【1】東京牛込「瑠璃殿(るりでん)」

都営地下鉄にLEDで照らされた綺麗な仏像の並ぶ社内広告があり、前から見学したいと思っていた納骨堂です!

瑠璃殿は、寛永7年に開山された、日蓮宗の「幸國寺」の中にあります。
いえ、正確には、幸國寺の門を出たところにあります。

お寺の門の外側にあるため、納骨される方の宗派は問わない、という説明でした。

07.jpg

瑠璃殿の入口にあるカードリーダーに、セキュリティカードをかざすと、自動で扉が開くしくみになっています。いま風ですね!

08.jpg

中に入ると、ご覧のとおり。八角堂の壁面にずらりと並んだガラスの仏様。
LEDの照明は、四季折々の色にゆっくりと変化していきます。

09.jpg

自分の仏様は、カードをかざすことで、白く点滅します。
仏様の位置は、契約した人から早い者勝ちなのだそうです。

現在、半分ちかくが埋まっているとのことです。

10.jpg

ご供養にいらした方は、部屋の真ん中で手を合わせます。
また、お花などを置くスペースもありました。

11.jpg

お骨は、光壁の背面にならぶロッカー式の収蔵庫に納められます。

ひとつのロッカーの大きさは、これぐらいで、一区画2名様の遺骨が納骨できます。
12.jpg

標準タイプの金額は、
志納金(永代供養料) 1名様 75万円 2名様 95万円
年間志納料(管理費) 9,000円/年(ただし、使用者本人が永眠するまで)
その他、入魂・納骨式の際に別途2~3万円のお布施を納めます。
これで、33回忌までこの納骨堂の中で供養していただけます。
33回忌以降は、瑠璃殿内で土に還し、永代にわたり供養されるとのことです。
都営大江戸線「牛込柳町」駅から徒歩2分という抜群のアクセスの良さも魅力です。

【2】神護山常久寺 永代供養墓「やすらぎ」

さて、次は私の生まれ故郷、府中まで足を延ばしました。
途中、都立多摩霊苑でお昼休憩し、三国社長の大好物、シウマイ弁当をいただいた後、参加された皆さんで、多摩霊苑内にある私の母方のお墓をお参りしました。(きっとご先祖もびっくりしたことでしょう!)
そして、多摩霊苑のすぐ近くにある、真言宗豊山派 神護山常久寺 に向かいました。

こちらは、納骨堂ではなく、屋外型の永代供養墓でした。
13.jpg

本堂の向かい側、石庭を挟んだ場所に、その永代供養墓はありました。

こちらは瑠璃殿とは違って、お寺の門、敷地の中でしたが宗旨宗派は問わないそうです。
この、石でできた永代供養墓のなかにたくさんの骨壺が入るように出来ています。
料金は、個別にご供養を希望する期間によって決まっており、管理費などはありません。
(永代供養料)
骨壺安置 33回忌 1人 35万円 2人 65万円
骨壺安置 17回忌 1人 25万円 2人 45万円
骨壺安置 3回忌 1人 15万円
合祀 1人 10万円
骨壺安置の期間が終われば合祀されて、永代に渡って供養されるとのことです。

14.jpg
そして、この永代供養墓がユニークなのは、下の部分(階段状の3段)が、個別墓として販売されています。
こちらは、「永代供養付き個別墓」と呼ばれ、夫婦や家族で入ることができて、後継者がいなくても永代に渡って安置されて供養されるということです。
大きさによって、以下の3タイプの料金設定になっています。
Aタイプ 90万円
Bタイプ 110万円
Cタイプ 130万円
一般のお墓と永代供養墓の良さを併せ持ったお墓、との説明でした。
慣れ親しんだ府中を後にして、バスは再び都心へ向かいました。
最後に見学した納骨堂は、次回のブログ記事でご紹介します。

お気軽にご相談ください (24時間受付)

menu