- お知らせ
2012/09/24
広島(宮島沖)での海洋散骨
千葉県在住の方から、亡くなられた奥様の故郷のある広島での散骨のご依頼をいただきました。
午前中の出航だったので、前日から新幹線で広島入り。
施主様は、奥様のご遺骨と愛犬と一緒に2日かけて車でいらしたそうです。
まさに、映画「あなたへ」の高倉健さんと同じですね、とお伝えすると、映画のことはご存じない様子でした。
当日は、ちょっと曇り空でしたが、「暑すぎず寒すぎずちょうどよいお天気」とおっしゃる施主様。
広島在住のご親族が揃い、ご乗船。千葉から遠路はるばるやってきたワンちゃんも一緒です。
そういえば、この日は、奥様と一緒に、4匹の愛犬たちの遺骨も同じ場所に散骨されました。
広島で利用したクルーザー。とても綺麗で、13名(と一匹)がゆったりと過ごせました。
出航です。 瀬戸内海は、え?湖?と思うくらい波がなく穏やかですね~
島なのか?陸なのか?あちらこちらに小高い緑が見えます。
やっぱり、宮島といえば!船長の計らいで、世界遺産である厳島神社の前に、まず停泊。
鳥居をバックに全員で記念撮影をしてから、島の反対側、散骨ポイントに向かいました。
お母さん、帰ってきたよ。
生まれ育った故郷の海に、可愛がっていた愛犬たちと共に。
ご遺骨がしずかに海に沈んでいく様子を眺め、涙を流す方も。
号鐘を鳴らしながら、全員で手を合わせ、船はその場を3周まわり、ゆっくりと帰航します。
「やっぱり故郷の海に」 このように考える方も少なくないでしょう。
私たちは、これまで、北は北海道から、南は九州・沖縄まで、全国の海で海洋散骨をおこなって参りました。
今年から、一日に複数の場所で同時に散骨が施行できる体制も整っております。
ここの海で出来ますか? 出来る限り、ご希望を叶えて差し上げたいと思っていますので、まずはご相談下さい。
最後に、せっかく広島に来たのですから、日本人なら訪れておくべき場所、平和祈念公園に立ち寄りました。
はじめて、資料館に足を踏み入れてゆっくりと見学しました。
外に出ると、朝の曇り空から一転、青空が広がり太陽がさんさんと公園の広大な敷地に照り付けています。
原爆ドームに向かって歩きながら、先ほどみた熱地獄をリアルに感じました。
あまりのリアルさに、ちょっと言葉になりません。
「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませんから。」
慰霊碑の前で、本日2度目、魂に手を合わせ、鎮魂の広島を後にしました。
まずはお気軽にご相談ください。
散骨コーディネーターが心を込めて承ります。
ご検討に役立つ情報をまとめています。
ぜひご覧ください。
