命日

2014/01/27

昨日は、母の命日でしたので、家族で墓参りに行きました。
母の遺骨は10年前の1月に一部を沖縄の海に散骨、3月に残りを都立八柱霊園に納骨しています。


昨年の命日にここを訪れてから丸一年経ちましたが、霊園に変化が見られました。


祖父母や母、叔父達の眠るお墓のすぐ近くのお墓に、無縁墳墓の立札が立っていました。

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この立札が建てられてもうすぐ一年、このお墓は撤去され、埋葬されているご家族の遺骨は全て取り出され、合祀されるのでしょう。園内を車で巡ると、立札のあるお墓が複数ありました。
霊園の西門横には、昨年完成した全国で最も大きな合葬墓がありました。地下2階建ての納骨室には、10万体の遺骨が収蔵できるということです。

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都営霊園ですので宗教色は全くなく、外から見ると、墓誌もなく、全く無機質な小高い丘の様です。
ただ、共同礼拝所には、色とりどりの花が供えられていました。

お墓の未来はどうなるのか?

帰りに寄った書店で、島田裕巳氏の新刊「ゼロ葬」を手に取り、購入しました。
この考え方に、果たして世間の人は、そして20年の歴史をもつ葬送の自由をすすめる会の会員たちはついていけるのだろうか?
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来週は、全国から海洋散骨に取り組む事業者が集まり、第二回目の「海洋葬サミット」が開催されます。有意義で建設的な会にしたいと思います。

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