2014年の幕が明けました。
日頃の情報発信が、
Facebook中心となってしまい、なかなかブログを更新できていないのですが、こちらもボチボチと書き綴りますので、本年も何卒宜しくお願いいたします。
昨年は、駆け抜けた1年でした。
振り返りといたしまして、年末にお取引先(パートナー様)を中心にお送りいたしました「ブルーオーシャン通信」を転載いたします。
なお、今年は「ブルーオーシャン倶楽部通信」という一般の方向けの会報誌も年4回発行予定です。ただいま、第1号を制作中です。
——以下、「ブルーオーシャン通信2013年12月号」より——
本年も大変お世話になりました。
日頃よりのご愛顧まことに有難うございます。
早いもので、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。
本年は、12月15日の合同散骨を終えますと、138件の海洋散骨を施行させていただいたことになります。全体の死亡人数、葬儀の施行数から比べますと、まだ割合的には非常に少ないですが、当社といたしましては、昨年はじめて施行数が100件を超えてから、着実に一般の方々への認知度が広がってきているのを感じております。
今年は何より、5月に朝日新聞出版から日本初ともいえる海洋散骨をテーマとした本を出版させていただいたことが大きな出来事でした。
「散骨という選択」という、これまで多くの方が考えたことのなかった選択肢を知ることによって、あらためて、亡くなった後に残る「お骨のゆくえ」について考えてみたという方も多かったのではないでしょうか?
今年の2月に、石材店とのコラボレーションによる「海洋散骨体験クルーズ」を運行いたしました。従来の先祖代々のお墓も、時代の変化とともに、そのあり方が問われています。
お墓の継承者問題を解決する「永代供養」タイプのお墓や納骨堂建設の動きもスピード感が出てまいりました。
こうした多様な動きの中で、変化しないものは何か?人々が考えるきっかけのための一石を投じたことは大きな意味があったと自負しております。
「日本海洋散骨協会」活動報告
今年の5月に全国の散骨業者8社により立ち上げた日本海洋散骨協会は、現在、新規加入2社の運航許認可手続き中です。初年度の実績としては、公益財団法人日本野鳥の会の広報誌「トリーノ」夏号にて、作家で写真家の藤原新也氏による個人的な散骨の写真記事が掲載されており、その方法や場所が不適切だったため、抗議文を送付したところ、同会と藤原氏より正式な釈明と謝罪のお手を頂戴するということがございました。
協会は来年2月に総会を開催し、散骨が社会問題となることを防ぐにはどうしたらよいか?など、さらに議論を深めてまいります。
合同メモリアルクルーズを毎月開催します!
当社のこだわりのひとつである「また会いに行ける散骨」をより多くの方に経験していただくため、これまで春秋2回の彼岸に運航していた合同メモリアルクルーズを、来年の3月より、毎月第4日曜日に運航することにいたします。
原則として、その月に命日を迎える方にご案内予定です。船上でゆっくりと故人に想いを馳せ、ご遺族にとっても癒しの時間となれば幸いです。(初回参加は無料。2回目からは5,000円+税の参加費を頂戴します)
おわりに…
私事ですが、今年は母が他界して10年、自分自身は40歳になるという節目の年でした。
出版や講演会、メディア露出などの貴重な経験や多くの方々との出会いにより、今後10年の方向性がおよそ定まった年でもありました。
海の持つ自然の力と共存しながら、2014年も精進してまいりますので、今後もお力添えいただけますと幸いです。 文責・代表取締役 村田ますみ
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