海洋散骨式のBGM

2013/06/01

6月です。ずいぶん気温が上がってきました。

本日は、チャーター散骨が2便。
水分補給をしながら頑張ります。
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「船上でかける曲は、故人の好きだった曲など、自由にお持ち込みいただいて結構です」とお伝えしたところ、かける順番の指示書と一緒にCDを何枚かお預かりしました。

交響曲「HIROSHIMA」第3楽章とともに、出航です。

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セレモニー中は、「千の風になって」
大ヒットから数年たち、あまり聴かなくなりましたが、やはり海洋散骨のBGMに相応しい曲なのだと思いました。
大海原への旅立ち、遺族に語りかけるようなメッセージ。
きっとご遺族はこの歌を聴く度に、この光景を、故人様のことを、思い出すのではないでしょうか。

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思い返すと、これまで船上に持ち込まれた曲は、本当にバラエティに富んでいます。

演歌・・・八城亜紀、美空ひばり、氷川きよしetc.

クラシック・・・モーツァルト、ドビュッシー、サティetc.
JAZZ・・・ケニーG、カントリーミュージックetc.
洋楽・・・ビートルズ、エンヤ、マイケルジャクソン、クィーンetc.
Jポップ・・・加山雄三、SMAP、スピッツ、ミスチル、aiko etc.
もと海軍だった方の散骨では、ずっと軍歌が流れていたこともありました。

人生の思い出の曲ひとつとっても、これほど多様なのですから、人の価値観は本当に人それぞれと考えるのが自然ですね。

もちろん、BGMが思い浮かばないという場合は何もかけないという選択肢もありです。

船のエンジン音と波の音だけ、というのもひとつだと思います。

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