海外の散骨事情~中国~

2013/05/03

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本日、お預りした中国の方のお骨と火葬証明書です。この骨箱がもっともポピュラーなスタイルだそうで、真ん中に顔写真が入れられるようになっています。もちろん、陶器や石で出来た骨壷もあるけど、価格も高いので、散骨するならこれがいいだろうと言われたそうです。
上海では、行政主導で散骨が行なわれており、申し込んでから船に乗れるまで一年以上待たされるため、親子で大好きな日本の海に眠る事を決めたのだそうです。
中国の火葬、埋葬、供養の最新事情を教えていただき、非常に勉強になりました。
異文化の風習と、都市が抱える共通の問題。
「中国でも1980年以降に生まれた人は、お墓参りに行かないんじゃないかな」という言葉が心に残りました。
日本に住んで14年という依頼主は、毎日家で供養するという中国にはない日本の習慣が気に入り、シンプルな仏壇と位牌を購入し、思い出の品物を飾って日々お線香をあげていらっしゃいました。

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