初開催!合同メモリアルクルーズ(横浜)を実施しました

初開催!合同メモリアルクルーズ(横浜)を実施しました

2023/09/29

横浜出航では初開催となる、合同メモリアルクルーズを2023年9月17日に開催いたしました。

以下、当日のレポートをご覧ください。

 

<開催概要>

〇名称|合同 メモリアルクルーズ®

〇日時|2023年9月17日(日)11:00~13:00

〇出航場所|ぷかり桟橋(神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1)

〇散骨実施エリア|東京湾・大黒ふ頭沖合

 

<当日の様子>

―11:00 出航

 

散骨コーディネーターより挨拶と船内設備についての説明があります。

今回は合同乗船で行くメモリアルクルーズ®のため、船が行くのは個々の散骨ポイントちょうどの地点ではなく、間をとったおおよその場所です。お参りをするメモリアルポイントまで約30分間、参加者の皆さまは船内から景色を眺めて過ごしたり、デッキに出て風を浴びたり、思い思いに過ごしていました。

―11:30 メモリアルポイント(大黒ふ頭沖)到着

 

ご家族一組ずつ、後部デッキよりお参りの時間を設けます。海面に向かって手を合わせたり、散骨用の花びら(※)を撒いて声をかけたりと、ご家族ごとに思い思いの方法でお偲びされるご様子が印象的でした。

※自然環境に配慮し、茎や葉を取り除いた状態でのお手向けを案内しています。

―11:55 合同セレモニー

 

ご家族ごとにお参りが終わったところで、2階デッキに上がりセレモニーを行います。散骨コーディネーターが鳴らす鐘の音が鳴り響く中、それぞれが故人様への想いを胸に抱き、黙祷を捧げます。

9月も半ばというのに、暑い日差しが降り注ぐ中でのメモリアルクルーズ®でした。初のお参りを遂げたご家族様の表情は晴れやかで、帰り道はご家族同士で会話をしながらみなとみらいの景色を楽しむ姿も見られ、和やかな空気で終了しました。

 

―13:00 帰港、下船

 

 

参加されたご家族へのインタビュー

 

Tさん ―2022年にお父様を散骨(代行散骨プラン)

 

Q.船に乗らない代行散骨をしてみて、送った実感が持てなかったり、寂しさを感じたりすることはありませんでしたか?

いえ、全然。写真をもらって確認していたし、これで一区切りついたという感じでした。

ただ一度は自分の目で見ておきたいと思っていたので、今回(合同メモリアルクルーズの)案内をみて参加しました。

 

Q. メモリアルクルーズ®はいかがでしたか?

実際に来て体験してみて、やはりこの(海洋散骨の)選択は間違いなかったなと思いました。

元々父の意向で海洋散骨を選びましたが、意向に沿えたな、と実感できました。(散骨の)写真は見ていましたが、実際に来て体験してみて、横浜でも思っていた以上に「海」だなと。お墓の下でも四季を感じられるだろうけど、海からなら、街や自然や、いろいろな景色が見られて本人も飽きないと思います。

妹も連れてまた来たいです。

 

Eさん ―2020年にお父様を海洋散骨(合同散骨プラン)

 

Q. メモリアルクルーズ®は初めてですか?

初めてです。

 

Q. 乗船されていかがでしたか?

すごくよかったです。

本当はもっと早く来たかったんですけど、東京でしかやってなかったですよね。母の足が悪いのもあって踏み切れなくて……だから今回お知らせを聞いて行こうと思いました。東京だとやっぱり、(散骨した場所から)少し遠いなぁって思っていたので嬉しいです。気持ちの区切りもつけられたし、参加してよかった。また定期的に開いてほしいです。

 

Sさん ―2020年にお父様を海洋散骨(合同散骨プラン)

 

Q. 横浜で初開催の合同メモリアルクルーズはいかがでしたか?

すごく心待ちにしていたので嬉しいです。もう3年経ったので、正直諦めていました。東京で合同のメモリアルクルーズを開催しているのは知っていましたが、やっぱり横浜という場所が私たちにとっては特別なので。もし雨だったら……と不安で、母と二人でお祈りしていました。天候不良で出られなかったとして、自分たちで船を借りて……といってもなかなか無理じゃないですか。こんなに天気も良くて、本当によかったです。

 

Q. 横浜で海洋散骨をされた理由は?

横浜にはたくさん思い出があります。横浜が大好きなんですよ、父も母も。特にみなとみらいは、生前の父と三人でよくドライブしに来ました。海洋散骨した後も、横浜には何度も足を運びました。

父が亡くなってから、散骨するまではすごく迷いました。“墓じまい”とかもよく聞くようになったし、お墓どうしようかなと。でも父が好きな横浜で、海ならそこから色んな所へ旅に行けるな、と思って結局海洋散骨を選びました。散骨は(形が)残らないけど、ずっと心には刻まれているし、今もまったく後悔していません。

 

母が旅行好きで、父もその影響を受けて(旅好きになった)。キャンピングカーを借りていろんな所へ行きたいね、なんて話していた矢先に旅立ってしまって、結局行けなかったところがたくさんありました。スカイツリーなんかも、父が亡くなってから母と二人で代わりに登って、「お父さんこんなかんじだよー」って。思い出がいくつ残っているかが大切だと思います。メモリアルクルーズみたいに、次に出かける場所があるというのは楽しみがあるということ。母が元気でいるための生きがいになっています。

次回もぜひ母と二人で参加したいです。

 

 

ご協力くださった皆様、ありがとうございました。

次回の開催情報をお待ちください!

 

 

 

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