海洋散骨業者の選び方とは?価格やポイントを抑えて最適な業者選び

海洋散骨業者の選び方とは?価格やポイントを抑えて最適な業者選び

2023/06/14

海洋散骨をおこないたいが、どの業者に頼めばよいのでしょうか?

インターネットで「海洋散骨」と検索すると、たくさんの業者がヒットしますが、なかには信頼できない事業者も含まれているかもしれません。

ここでは、海洋散骨をおこなうにあたって、安心して最適な業者を選ぶポイントを解説します。

海洋散骨の費用と相場について


まずは、一番気になる費用について、大体の相場を知っておきましょう。

■海洋散骨の一般的な費用感

散骨にかかる費用は、プランによっても変動しますが、チャーター散骨の場合で、25万円~35万円くらいが相場です。

極端に安い業者も散見されますが、船やサービスのクオリティや、安全面を考えますと、あまりにも安すぎる業者は注意が必要です。

■業者に依頼した方が安い

散骨は必ずしも業者に依頼しなくても自分でおこなうことも可能ではあります。

しかし、個人で船をチャーターしたりお花を手配することは手間もコストもかかりますし、海洋散骨の経験があまりない船の船長さんは、散骨のガイドラインなどルールを知らないことが考えられます。

また、ご遺骨の粉末化は業者に依頼することになりますので、トータルで考えると、業者に依頼した方が結果的には費用面でもメリットがあります。

■プラン(種類)ごとの費用感

プランごとに費用感の相場を把握しておきましょう。

・貸し切り(チャータ―)散骨

使用する船舶の大きさや、海域によっても変わりますが、25万円から35万円くらいが相場です。

チャーター散骨では、乗船人数に関わらず料金は一定の場合がほとんどですが、人数によって料金が変動する場合もありますので、確認しましょう。

・合同散骨

合同散骨の料金は、一組ずつの料金設定と、人数による料金設定があります。

一組の料金は、15万円から20万円くらいが相場です。

一組の人数は、船舶の大きさなどにも関係しますが、2名あるいは4名までがほとんどです。

追加で乗船人数を増やしたいときは、一人当たりの追加料金が1万円~2万円ほどかかります。

・代行散骨

代行散骨の費用は、ご遺骨の数によって変動します。1柱5万円が相場です。

墓じまいなどで、ご遺骨の数が多い場合は、チャーター散骨にした方がかえって全体の費用が安くなることもあります。

同じ5万円でも散骨する日時が選べなかったり、お見送りを受付けていないなどサービスに大きな差がありますので、内容をよく比較検討しましょう。

・供養(メモリアルクルーズ)

メモリアルクルーズは、おこなっている事業者が少ないですが、基本的にはチャーター散骨と大きく費用が変わることはありません。

船舶チャーターによるメモリアルクルーズは25万円前後が相場ですが、合同乗船によるメモリアルクルーズは、一人あたりの費用になります。

毎月合同メモリアルクルーズを運航しているブルーオーシャンセレモニーでは、参加費用は一人あたり2万円となっています。

業者選びの7ポイント

■調査する

多くの方が、まずインターネットで調査をすると思います。

ホームページの作りがしっかりしている事業者は、まず信頼できると言ってよいでしょう。

ただし、ホームページが立派でも、散骨の実績がまったくない会社も多いのが現状です。会社の実態がどのようになっているか、ホームページだけで得られる情報には限りがありますので、必ず、直接問い合わせてみましょう。

メールでの問い合わせよりは、電話をかけるのが、業者の状態を把握するためには確実な方法です。

■丁寧に対応してもらえるか

葬送サービスは、「人」がすべてであるとも言えます。

最初の問合せにも、丁寧に対応してもらえるか、というところを判断基準にしても良いでしょう。

対応するスタッフの感じがよく、散骨に関する知識が豊富でサービスに精通しているかどうか、故人様やお客様のことを第一に考えている様子がうかがえるか、といったところをチェックしましょう。

■費用感

ご自身の考えていらっしゃる予算と、費用が大きくずれていないというところも判断の基準になるでしょう。

すでに説明したとおり、相場より極端に安い業者は、注意が必要です。

■故人が希望している海で散骨できるのか

特定の海域での散骨を希望する場合は、その業者がそのエリアを対応しているかどうかを調べましょう。

特に、メインの海域以外は、船や出航場所、乗船定員やサービス内容、そして料金などの条件が違うケースが多いので、詳しい説明が用意されているかどうか、チェックします

また、ホームページに記載がなくても、問合せをすれば希望の海で対応してもらえることもありますので、やはり、まず電話で要望を伝えてみましょう。

■粉骨などのサービスが充実しているか

散骨以外の付帯サービスの充実度も、散骨業者を選ぶ際のポイントです。

散骨をおこなうにあたって、粉骨が必要になりますが、ご遺骨の受け渡し(引取りに来てくれるのか、持ち込みなのか?)や、粉骨の方法(どのような場所で、どのような方法でおこなうのか、立ち会うことができるのか?)など細かくチェックしましょう。

また、散骨までの打合せや、散骨が終わってからのアフターフォローなども、事業者によって対応が大きく変わるポイントです。

■ガイドライン・証明書

散骨をおこなうにあたって、ガイドラインを遵守しているかどうか、というところも業者を選ぶポイントになります。

現在の日本では散骨事業は許認可事業ではなく、2021年に厚生労働省のホームページに掲載された「散骨事業者向けガイドライン」も、遵守するための強制力はありません。

しかし、最低限のモラルと消費者保護の意識をもってサービスを提供しているかどうかの基準として、ガイドラインに沿って散骨をおこなっているかどうか、チェックしましょう。

また、散骨をおこなった後で、散骨証明書を事業者が発行しますが、証明書の大きさやフォーマットも業者によって大きく差がありますので、どのような証明書を発行してもらえるのか、確認することをおすすめします。

■資料請求

電話や対面で直接、話をする前に、まずは資料を取り寄せてみてもよいかと思います。送られてくる資料の内容も業者によって大きく差がありますので、パンフレットなどの案内を確認して比較してみるのもよいでしょう。

料金やサービスの内容が細かく記載されているかどうか、また、ホームページには無い情報も資料に含まれているかどうかなどをチェックしましょう。

海洋散骨に関するお問い合わせは「ブルーオーシャンセレモニー」へ

・3つのプランから選べる

ブルーオーシャンセレモニーでは、お客様のニーズに合わせて、チャーター、合同、代行の3つのプランをご用意しております。

それぞれのプランには、メリットとデメリットがございますので、最適なプランをご検討下さい。詳しくは、コーディネーターがご相談に応じてご提案差し上げます。

・日本海洋散骨協会加盟事業者

日本海洋散骨協会は、弊社の創業者である村田が2011年に設立した、日本ではじめての海洋散骨の事業者団体です。

日本海洋散骨協会では、散骨に関する独自のガイドラインを定め、全国の加盟事業者を通じて健全な海洋散骨の普及を目指して活動しています。

ブルーオーシャンセレモニーをはじめ、日本海洋散骨協会に加盟されている事業者には安心してご依頼いただくことができます。

・散骨コーディネーターが丁寧にご対応

「散骨コーディネーター」という職種は、ブルーオーシャンセレモニー独自のプロフェッショナルの呼称です。

葬祭業などで多くの経験を積んだスタッフを中心に、チームでお客様の対応をおこなっています。

年間600件以上の散骨施行件数を対応しているコーディネーターが一人ひとりのお客様を丁寧にサポートいたします。

まとめ

散骨を依頼するにあたって、業者を選ぶ際のポイントをまとめました。

海洋散骨は、まだそれほど実績の多い会社が少なく、残念ながら、事業をはじめたにもかかわらず短期間で撤退する事業者も少なくないのが現実です。

大切な故人様のお見送りを後悔することなく進めるためにも、まずは実績のある経験豊富な事業者を中心に比較検討しましょう。

お気軽にご相談ください (24時間受付)

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