お客様アンケート /チャーター散骨

生前に父から「顔も見ていないひ孫たちにまで、お墓の面倒を見てもらうのは申し訳ない」と言われていたので、海が大好きな父ならば海洋散骨がいいかもしれないと漠然と思っていました。そんな父が急逝し、葬儀が終わり、家族で「お墓はどうする？」となった際に、父のことばを思い出し、いろいろ調べていくうちに、ブルーオーシャンセレモニーにたどり着きました。
問い合わせをすると、すぐに資料が送られてきました。パンフを見て家族で内容を検討し、散骨場所が真鶴であることや家族だけで見送りをしたいとの意向で、チャーター散骨を選択しました。
遺骨を粉末化する際には、担当の方が非常に丁寧に説明をしてくださり、また、生前の父の話なども交えながら、丁寧に遺骨を扱い、粉末にしてくれました。母の希望で、遺骨の一部は持ち込んだ小さな骨壺に収め、手元に残すことにしました。
そして迎えた11月の散骨当日。快晴とまでは行きませんでしたが、まずまずの穏やかな天気。現地で待機していたスタッフに迎えられ、フラワーボックスを見せてもらうとともに、エコリースにメッセージを書いて出航を待ちました。船が到着してライフジャケットを着て乗船、港から外海に出るとうねりがありましたが、数分で散骨場所に到着しました。母から散骨を始め、船酔い気味だった姉と姪も何とか散骨し、その後、父の好物だったメロンパンや色とりどりのお花、エコリースを撒きました。お花の帯が少しずつ遠ざかっていくのを眺めながら、穏やかに父との別れの時間を過ごすことができました。
今回の海洋散骨にあたり、最初の問い合わせから始まり、数度の電話での問い合わせ、遺骨の粉末化や散骨の当日において、スタッフの方々のきめ細やかな心配りや親切な対応には感謝のことばしかありません。ありがとうございました。