先日は室蘭での散骨にまでお付き合い頂きありがとうございました。故人が認知症になったため、海洋散骨の意思確認できましたが、場所は指定されず、高齢の母の負担にならない地元にきめました。当日は悪天候でしたが室蘭最大の観光名所『地球岬』沖で散骨出来たことに親族一同満足しています。散骨の場所って故人の死の結末を後世に伝えるには、意外と大事ですね。初めての事でしたが村田さんとスタッフの方2名が同船してくれ不安はありませんでした。私の方で用意した花束はお骨をいれた紙袋を海に放す作業では全く見栄えがしませんでしたが、スタッフさんが持ってきてくれた大量の花びらが海に映え映像として深く親族の記憶にのこりました。父が亡くなったのは12月。葬儀は数日後に行いましたが散骨は次に親族全員が揃う新盆になりました。実はこの８カ月間私にはまだ弔いが終わってないというプレッシャーがあり散骨をおえてようやく解消されました。人間の死は葬儀という儀式ではなく遺骨をしかる場所に納めてはじめて完了するんですね。しりませんでした。今後父のようにお墓のことで子孫に面倒をかけるのを嫌う方が増え海洋散骨は確立されていくと思います。ただ海にお骨を播くのではなく、遺族の心に寄り添い記憶に残る弔いをさせてくれた御社に感謝します。ありがとうございました。