9月に参加した2件の終活イベントin神奈川

2012/10/04

「終活」という言葉が、今年に入ってからずいぶん普及しているようです。

メディアで取り上げられることが多いからでしょうか。

とくに、5月22日に放送された「ガイアの夜明け」の放送は、反響があったようです。

「ガイアの夜明け」 素敵な人生の締めくくり方~注目高まる”終活”ビジネスの今~

私たちのところでも、このところ、元気な方の生前相談や資料請求が増えております。
このようにご自身のエンディングについて相談したり情報を集めたりしている方は、まさに「終活」中の方といってよいでしょう。
当社に相談される方は、もちろん散骨を考えているという方なのですが、中には散骨をする前の、葬儀をどうしたらよいか、お寺とのつきあいをどうしたらよいか、相続をどうしたらよいか、飼っているペットはどうしたらよいか、など様々な相談をうけたまわるケースがあります。
散骨だけでなく、その前の段階の様々な不安や相談にもお応えできるようになりたいと思い、この度、ガイアの夜明けでも取り上げられていた「終活カウンセラー初級」という資格を取得しました。
現在、その上位資格である「終活カウンセラー上級」の第一期生となるべく、引き続き取り組みを続けています。
さて、今年に入り、終活をテーマにしたイベント「終活フェア」が各地でおこなわれています。
終活フェアは、いわば、ブライダルフェアのエンディング番のようなイベントで、遺影の撮影会や、入棺体験など、お葬式についてだけでなく、エンディングノートのセミナー、介護や年金や相続の相談、保険の相談、遺品整理やお墓や自然葬、手元供養など、老後~エンディングに関わる情報をトータルに得られたり体験できる、「前向きで明るい」イベントです。

ちょうど、9月に神奈川県内で2つの終活フェアが開催されたので、足を運んできました。

ひとつめは、9月8日に開催された「ハッピーエンドフェスタinよこすか」です。
横須賀市内の15社が集まってつくられた「わくわくライフ実行委員会」が主催する、地域密着型のイベントでしたが、メディアの取材も来ていて、かなり盛況でした。
仏壇仏具、墓石、税理士の相談、介護相談、遺影撮影会などのほかに、心理セラピーや、フラワーアレンジ、体操教室、海外のクルーズ客船旅行など、「これからの人生をわくわく楽しむ」ような出展もありました。
会場奥のイベントスペースでは、「無料わくわく終活セミナー」ということで、出展者が15分ずつプレゼンをするコーナーが常時開催されていました。
実行委員会の代表を務められている(株)大橋石材の大橋社長のプレゼンをはじめ、いくつかのプレゼンを拝聴しましたが、ひとつひとつが短くエッセンスがつまっていて、興味のあるブースで詳しい話を聞いてみたいという気になります。
「わくわくライフ実行委員会」では、イベント終了後も、昨年公開されて話題になった映画「エンディングノート」の無料上映会など、終活に関するイベントや情報発信を積極的におこなっています。
「わくわくライフ」とか「ハッピーエンド」とか、ネーミングが、なんだか楽しそうで、これから老いたり、病気になったり、死んでしまうというマイナスにとらえがちなことを明るく楽しく考えようという雰囲気がいいなと思いました。
これからの活動に、要注目です。
ふたつめは、9月28日に開催された「終活フェアin川崎」です。
公式Facebookページ https://www.facebook.com/syuukatsukawasaki
こちらは、当社もお世話になっている、(株)神奈川こすもす様が中心になってつくられた「神奈川終活フェア実行員会」が主催で、告知期間も長く、宣伝にも力を入れられて、約400人の来場者があり、大成功したイベントでした。
海洋散骨の相談にお答えするため、船長がお手伝いにお伺いしました。
エンディングノートの書き方セミナーなどのほか、劇団「終活」による寸劇、笑いヨガなど、こちらも楽しい催しがありました。
イベント当日のNHKニュースウォッチ9で取り上げられ、かなりの反響があったそうです。
これまで、業界向けのイベントはありましたが、一般の方向けのこのようなイベントは、あまりなかったように思います。
このようなイベントがきっかけで、消費者の方が正しい知識を身に着けて不安や誤解が少しでも解消されていくとよいなと思います。
最後に、船長が体験した遺影と入棺の写真を掲載します。いかがでしょうか?
死装束もバッチリですね!
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