海洋散骨BLOG

2012/10/12

樹木葬と散骨の違い 樹林墓地? 海洋葬?自然葬?散骨?

最近、「樹木葬っていうのは散骨とはどう違うの?」という質問をいただきましたので、少し解説してみたいと思います。
散骨と樹木葬の一番大きな違いは、後者はあくまでも、お墓の一種だということです。そのため、樹木葬墓地などとも呼ばれています。
日本で最初の樹木葬は、1999年に岩手県一関市の祥雲寺が里山を買い、地域住民の了承と行政の許可をとって樹木葬墓地として募集を開始したのがはじまりです。
樹木葬は、墓標として墓石の代わりに花や樹木を植えるもので、遺骨は骨壺から出して埋葬するため、いずれ土に還っていきます。
植樹をすることが里山の再生など緑化活動につながる、墓石を使用しないので費用が抑えられる、継承者を必要としないという点が現代の埋葬に対するニーズにマッチして、全国的に少しずつ広がりを見せつつあります。
さて、樹木葬に関して今年、大きなニュースがありました。
これまでは、樹木葬は主に寺院を中心に着手されてきましたが、都立小平霊園が今年、樹木葬型の墓地「樹林墓地」の募集を開始したところ、500人の募集に対し8000人以上の応募が殺到する大人気となっていると報道されました。

この樹林墓地に関して、疑問に思うのが、料金体系です。
遺骨をそのまま持ち込むと、一体13万4,000円なのに対し、粉末化した状態で持ち込むと、4万4,000円と、9万円の差額があります。
なぜ、粉末とそうでない場合に、それほど差があるのでしょうか?
当社を含め多くの民間業者では9万円より安く粉末化を請け負いますので、この価格設定だと、民間業者に粉骨を依頼してから持ち込んだ方が安くなります。
これから、粉骨という需要は確実に増えるでしょうから、各火葬場に粉骨の設備をもうけるなどの対策が必要ではないかと思います。
韓国では、行政が主導でそのような施策がすすんでいると聞きました。
現在のところ、首都圏の火葬場で粉骨施設を持つのは、板橋区の戸田葬祭場のみです。
戸田葬祭場 立会い粉骨 http://www.toda-sousaijyo.co.jp/service/hunkotsu.html
それと、もう一点、このたび東京都がつくった「樹林墓地」という造語についても、どうなんでしょう?と思いました。
「樹木葬」という普及している言葉があるのに、また新しい言葉を作ると混乱しないでしょうか?
それと同じことが、海での散骨にもいえます。
「自然葬」「海洋葬」「海洋散骨」「海洋自然葬」「海洋祈葬」。。。などなど、散骨を請け負う業者や団体のホームページをみると、いろいろな言葉が使われています。
先日上映されていた映画「あなたへ」を観る限り、「散骨」が定着してきたのかなとは思いますが。。。
「散骨」よりは「海洋葬」の方が言葉の響きがよい、などいろいろな意見はありますが。。
皆さまはどう思いますか?
先日、小平霊園の近くを通りましたので、樹林墓地を見て参りました。
ご覧のように敷地は門が閉まっていて入ることはできませんでしたが、霊園事務所には高倍率の中から選ばれた当選者の番号が並んでおりました。
来年から納骨開始となるのでしょうか。
これから、公営墓地に樹木葬を取り入れる動きも広がっていきそうですね。
樹林墓地.jpg

お気軽にご相談ください (24時間受付)

MENU