太平洋での3日連続散骨施行。 3日目は伊豆大島での施行です。
2017/05/01
太平洋での3日連続散骨施行。
3日目は伊豆大島での施行です。
当社としても初めての施行地。風の強い伊豆大島に耐えられる出航可能な船を探すところからスタートでした。
大島には本社スタッフが前日の夜から東海汽船に乗って向かいました。いつも船には乗っていますが、乗せてもらうのはちょっと新鮮。
23時に乗船し、翌朝5時30分に岡田(おかた)港に到着。綺麗な朝焼けでした。
午前中には大島での樹木葬墓地「千の風みらい園」さんを見学させてもらいます。海と富士山が一度にご覧頂ける樹木葬墓地です。見学に伺った際にも数組のご家族様がお墓参りならぬ「お手入れ」にお越しになっていました。自分の区画を好きにガーデニングすることが出来る自由さも魅了だそうです。また、半分を海洋散骨し、残りをこちらに埋葬されている方もいるそうです。
午後からはお花の準備をしながらご家族の到着を待ちます。
数多くの文学作品や歌詞になる港は出航地のロケーションとして素晴らしい場所でした。
出航時間には風が穏やかになり始めましたが、それでもやはり大島。風が強いです。港には見たことも無い超巨大テトラポットが!(波が高いエリア程大型になります)。
ご家族到着後、風が弱くなったタイミングで出航しました。
現地の方からは「昨日時化たから今日は海が少し…」と仰っていましたが、それでも本当にきれいな海。沖縄に引けを取らない透明度で、お喜び頂けました。
散骨ポイントに到着。美しい自然にご遺骨が広がっていく様子はとても幻想的で、散骨後もじっと皆様が海をご覧になっていました。
ご家族をお見送り後、私は船で一泊させてもらい、名物のコロッケを船長と頂いて戻りました。
私は夜行で行きましたが、伊豆大島はジェット船なら90分、羽田空港や調布飛行場からなら30分以内で到着するという意外な立地の良さを持っています。
南の島での散骨に憧れるけどちょっと距離が…という方にも良いかもしれません。
これからもご希望地での散骨のお手伝いもさせて頂きます。